かじったのは何? [舞台]
一般発売で何とか手に入れたチケット。
バタバタして危なく行くの忘れるところでした(^^;)
mさん、メールありがとうございました♪
●「あわれ彼女は娼婦」
2006.7.25(火) 19時開演
Bunkamura シアターコクーン 2階D列27番
もともと舞台自体をたくさん観る方ではないんですが
実はこういう題材は得意じゃないんですよ。
「天保十二年〜(上川版)」観た時も[んん?]って感じだったし。
で・も!
三上博史&深津絵里&谷原章介ですよ。
気になるお三方。
蜷川さんの作品はあまり...な私もコレは観とかなくちゃ!って。
18時前に着いたら、当日券を買う人かな?
すんごいたくさん人がいてびっくりしましたわ。
ネタバレばんばん書いてますので
コレから見る方はご注意下さいね。
苦手なのは分かってたので、観る前に
ある程度の知識を入れるようにしてから観ました。
だから、なのか元々なのか分からないけど
話はとても分かりやすくなってましたね。
あぁいうあまり動きがなくてセリフをとうとうと言う
タイプの舞台ってもしかして初めて観たのかな、私。
すごく違和感があったの。
セリフ自体も固かったしね。
コクーンはたとえ2階の後ろから2列目でも
表情が見えるので見やすい劇場ですね。
普段は1階でしか観てなかったから
贅沢してたなぁ〜って思ったけど。
出演者の皆さん、迫力があってすごかったよぉ〜。
主要な方々はそれぞれ見せ場があったしね。
以前蜷川さんの舞台を観た時のような
「これはちょっと...」というような事はなく。
こういう話ならこうなるのも分かる、というか。
まぁ最後がちょっとすごい事になってたけど。
でも原作者の意図だろうからね。
恋人同士がとても美しく描かれてる作品だと思う。
パンフにあった蜷川さんの「禁忌でもいいよ」って
応援してる気持ちが素直に現れてる、という感じ。
苦手なタイプの作品ではあるけど、表現の仕方は好きかも。
私の蜷川さんに対する苦手意識が少し減ったかな。
これで[エレンディラ]を楽しみに待てそうだわ〜♪
あ、でも笑いは合わないかも。
他の皆が笑ってても「何に対して笑ってるのか分からない」ってトコ多かったし。
やっぱりシュールなのよね、大人というか。。。
この人が観たいが為に行ったんだけど、
やっぱり三上さんが一番すごかった!!
ラストのシーンはもちろん、
全編通して本当にこの人は表情が語るんだよねぇ。
なので動きが少ない時はオペラグラスとお友達しちゃった。
とても美しい恋人同士だったの。
幸せな時の2人の様子がとても微笑ましくて
だからこそ後半の切ない表情が痛かった。。。
深津さんは2幕の激情を表すところが
声が嗄れちゃってた感じがしたけど
それはそれで感情が現れてて良かったのかな。
あそこは谷原さんもすごかったなぁ。
あぁいうイメージがないからすごくカッコ良く見えた。
いや、まぁその前から貴族の衣装が
すごく似合っててカッコ良かったけどね。
あと、深津さんの最後の衣装、めちゃ可愛かったなぁ。
髪型も可愛かったけど。
本当は美しい、なんだけどもどうしても可愛いなぁって。
あのね、三上さんの基本の衣装、
白のブラウスに黒のロングスカートっぽいやつだったの。
でもって髪が長くてクルクル。
どぉしてもアッキーのマタドールを連想しちゃって〜(←バカファンだから)
アッキーは青年の色気、って感じだったけど
三上さんは大人な色気?
すんごく美しかったぁ。苦悩する表情も。
最後はほとんど皆死んじゃうのねぇ。
悲劇ものって観たあとに気持ちが落ち着かなくって
どうしたらいいのか分からないわ。
ラストのシーンのジョバンニがかじったのって
実はなんだったんだろう。
そんなたわいもない事が気になる私でした(^^;)
おはようございます。昨夜は楽しまれたようで、良かったです。
私も三上さんの舞台は初めてだったんですけど、うまいですよね!
後半は本当に圧倒されました。ドロドロした内容なのに、二人の禁断の愛に
純粋さを感じました。
by もも (2006-07-26 07:28)
>ももさん
お陰さまでちゃんと観てきましたよぉ★
迫力のある舞台でしたね。
主演の2人の美しさが際立ってましたよね。
演出の蜷川さんの意図が感じられましたね。
by mimipon (2006-07-26 23:09)