写真撮っちゃダメですか？

まず、経緯を話しましょう。

２００８．８．１１(月)
ちょっと寄り道しながらも、帰宅しました。
部屋に入って電気をつける。

ん？
なぜかいつも通りの付け方で付かない。
何度かやってもダメ。
何だ？と思って、もう１つのつけ方、紐を引っ張って、
もう一度いつものやり方をやったら付いた。
何だろな？と思いながらも接触でも悪かったのかな、と思う。

今日は珍しく、会社に行く時に携帯を忘れて
帰宅してからソッコー携帯を見たのですよ。
で、近所に水を汲みに行って。

それからふと気づいて干してあった洗濯物を取り込んだの。

窓の鍵が開いてたけど、朝、鍵までちゃんと閉めたのか自信がなくて。
たまに忘れるからね〜、私。
洗濯物は１つずつかけてあったヤツが、人が１人通れるくらいに寄ってたけど
止めてあった訳ではないので、風で動いたのかな、と思う。

が。
網戸が外れてる。

ウチはシャッターがあるんだけど、ここ数年、立て付けが悪いんで
今朝は３分の１くらいの中途半端なしまり方になってたの。
そこをね？
網戸がわざわざ外に出されてるの。
今朝も窓を開けたんで、網戸をちゃんと閉めたのは覚えてるのよ。
ん〜？と思いながら、今日はそんなに風が強かったかなぁ、なんて。

よく考えるとおかしいよね。
よいしょ、って下にずらして外さないと、そんなふうに外れないんだもん。

？？？？？？
と思いながらも洗濯物を取り込んで、窓の鍵を閉める。

鍵を。


ガラスの鍵の横の部分が、思いっきり割れてるんですけど！！！！！！

こ、コレは空き巣ですねぇ
焦ってまずチケット、そしてお金、パソコンを確認する私。
大丈夫っぽい。

ここで安心してしまって、妹に電話してみる。
以前に妹も空き巣に入られて、取る物があまりなくて腹立しかったのか、
バッグから下着からレオタード(ダンス用)から持っていかれたと聞いていたので。
「なぜ、姉妹２人して」と呆れられました。

で、こういう場合の対処法がよく分からなかったので、
管理会社の２４時間対応電話にかけてみる。

窓ガラス等、直すのは警察の後になるので、とりあえず警察に連絡してください、との事。

助言をいただいて『１１０』に電話。

「１１０番。●●●●(覚えてない)です。
　事件ですか、事故ですか〜？」

空き巣の旨を伝えると、まず「犯人とは遭遇してないですね」と
やはりソコが一番怖いよね。
状況を少し説明して、「警察官が行きますので、なるべく動かさずにいてください。」

本当は少し部屋を片付けたいところだが、言われてしまったのでおとなしく待つ。

ピンポン♪
ときたのは、電話をしてから３０分弱くらいでしょうか。

おじさんと若い女性の警察官。
ちゃんとあの、よく見る警察官の服装でした。
でもちょっと、軽装かなぁと思ったんですが、それは後で判明。

まず始めにしたのは部屋の電気を消して、持ってきた電気で床を照らす。
犯人の足跡を探してたようです。
残念ながら靴で上がらなかったのか、私が行ったりきたりしたせいか
室内では足跡は採取できず。

状況を聞かれて、女性が書類を書いてたり
窓をもとの状態に戻して(怖くなってシャッター閉めた)見てもらったり
何だかワラワラしてる。

気づいた直後にも確認したけど、やっぱりどうも盗まれた物はないっぽい。

この時点で、気分がずいぶん楽でした。
こうなってくると、どうにも警察の方々がやってる事が気になって。
あぁ、「写真撮らせてください」って言いたいよ〜
速攻で却下されるだろうけど。

そんな事を思ってるうちに、
男性の警察官がベランダの足跡とかを探して、採取した模様。
あの、ペタペタ、ってやるヤツを貼付けてました。
取れたヤツをこちらに見せてくれて、立ち会い者の署名を書きました。ハンコもね。
ペタペタには靴の前の方が取れてたかな。

そのペタペタ、最近はあまり注文のこない、ウチの取引先でビックリ。
そんな物も作ってるのねぇ。

そのうち、ベランダの外からもう１人登場。
青いツナギ。
。。。鑑識さんですね？
いやぁ、本当にあぁいう格好なんだなぁ。

ペタペタが終わったのか、鑑識さんが取り出したのは今度は白い粉。
うぉ〜、指紋採取だぁ！　と１人でこっそり興奮してました。

そうしたらですね、ちょうどガラスの割れたところにべったりと指紋があったそうで。
「触りましたか？」と聞かれましたが、パニクってて覚えてな〜い。

その旨を伝えると、やはり後で来ました。
部屋の中に入ってきた鑑識さん『協力者指紋を採取します』と。
　コレだけはっきり残ってると、手配されちゃうんですよ。
　捜査が終わって２週間ほどで廃棄しますのでご安心ください。と言われました。

へへへへへ。
ワタクシ、変ににやけてた事でしょう

黒い、スタンプ台の大きなのみたいのを出して、
鑑識さんが私の指をつかんで順番に１本ずつ指にグルッと付ける。
それを順番にマスになってる例の紙(協力者指紋用紙)に順番に付けていく。
左手の人差し指→中指→薬指→小指→親指　というように、
インク付けて紙に付けてインク付けて紙に付けて....の繰り返し。

１０本の指を終わらせ、下に両腕の親指をもう１度。
その上に手のひら。

インクはなんだか炭の粉みたいなのがちょっと光ってた。
やってる最中に、
　油が入ってますので、白い物は触らないでくださいね。
終わってから、
　水では落ちないんで、石けんで洗ってください、って。
実際に石けんでもちょっと落ちにくかったわぁ〜

そんな事をしてる間に、男性の警察官はガラスのサイズとかを測ってた模様。
指紋採取に気を取られて、あまり見てなかったのよね。

状況の話をして、物色がはっきりせず、確実に取られた物もないようで。
だってさぁ、あまりにも部屋が汚くて、少しくらい物が動かされてても分からないのよ
引き出しが開きっぱなしとかもいっぱいあるし。

結局、被害届は出した物の、被害は空欄の状態になりました。
もし、後で被害が見つかったら、交番か警察署に届けてください、って。
電話じゃ追加はできないんですって。

そして、警察署に受理番号を後でお知らせしてくれる、という事でした。
ガラスを直す際の保険とかに要る場合もあるそうで。
署に帰って電算入力したら、電話連絡してくれるそうでした。

と、そんな感じで１時間弱で警察の方々は帰っていかれました。

帰り際に、１人暮らしで１階は危ないから用心して。
シャッターを閉めるとか、補助錠を上に付けるだけでも違うから、って。
どうしてお宅が入られたのか、って言うと、
やっぱりシャッターが開いてたからでしょうね。とダメ押しされました。

シャッター、立て付け悪いから、直してもらわないとな、と思いました。
補助錠も千円しないらしいんで、買ってこよう、っと。

後で分かったのは、大宮警察署の当直の人が来たようで。
女性の警察官の階級が「司法巡査」ってなってたから何だろうとは思ったのよね。
そして軽装、っていうのは内勤の服装だったみたいね。
だって、後でいかにも警察官、って服装の２人組が来たんだもん。

それが、駅の交番の警察官２人でした。
それがね、「亀山」さんだったの！
ちょっと一人で身悶えしてました

いやいや、それはおいておいて。
普通はこういう時は交番のおまわりさんが来るんだって。
そういえばさっき鑑識さんが言ってたけど、この少し先で大きな事故があったらしい。
車が建物に突っ込んでた、って言ってたモノ。
きっと交番の人たちはそっちに行ってたんだろうね。

ちょっと情報が入れ違いになってたようで、
交番のおまわりさんたちは少し話を聞いたら電話で確認して、帰っていきました。

それにしてもじっくり見てしまいましたが、最初に来たおじさんの警察官も、
後から来た交番の２人も、しっかりと拳銃を携帯してましたね。
ぐはぁ〜、アレ拳銃だ！！！、と凝視してしまいました

ふと気づいたら、白い粉が部屋のしきりのドアに。
拭いちゃおうとして、ふと、とっておく事にしました。
なんかさぁ、記念じゃないですか
蝶の鱗粉みたいなすっごい細かい粉ですよぉ〜

こんなきったない部屋に５人も人を入れてしまったよ。。。
悲しくなったので、お盆休みになったら完璧に掃除しよう。

だって、明日はラルクファンのお友達と飲みなんだも〜ん。
仙台の報告会をするんだ

で、このレポがほとんど書き終わった頃、管理会社にまた連絡しましたよ。
ついでにシャッターの立て付けが悪いのも直してもらう。
明日の昼間に連絡が来るらしい。

とりあえず、シャッターが閉まるから安心できて良かった。
小心者だから、鍵がいつ開けられてもおかしくない状況じゃ、部屋にいられないもん。

皆さまも、戸締まり等にはお気をつけ下さいね。

タグ：空き巣 住居侵入