地球ゴージャスVol.11「Xday」

でかける前には、ネットに繋がらずモヤモヤしましたが
帰宅してサポートに電話したら、また繋がるようになりましたよ。
良かったぁ

昨日、電話を切った後に思った事が、繋がらなかった原因だったようです。
今日の電話の人に聞いたら、そうだって言ってた。
だったら昨日電話の人に聞いた時に、そう教えてくれれば良いのに。
できる人って、できない人のコトが分からないから、困るよね。


と、話がそれましたが、今日、行ってきましたよ。
初めての地球ゴージャス

本当は去年の春馬くんの時に「１度観たいな」と思ったまま終わってしまっていて。
今年になってアッキーが出る事になり、いやがおうにも観ずにいられない状況に。

やっぱり巡り会わせって不思議ですよね〜。
前のG２演出の時にはもう、本当に驚きましたけども。
今回もね。去年のAAAの時にはこんなコトになろうと思って......
は、なかったよな、確か。

●地球ゴージャス　プロデュース公演　Vol.11「Xday」
2010.7.18(日)　14時開演
銀河劇場　1階K列　9番

作・演出：岸谷五朗
出演者：岸谷五朗、寺脇康文、中川晃教、陽月華、藤林美沙、森公美子


譲っていただいたデザインチケット。いいですね


今回の公演は、なぜか開演するまで全て秘密って事で。
あんなに徹底したのは、観る前のドキドキ感を大きくするためなんでしょうか？

主催者側の意図を汲んで、モロバレな内容な今回は書きませんが、
(ネタバレのは非公開で書いておいて、東京楽付近に載せようかと)
現在の感想をなんとなく、書こうかな。

コレから観る方は、何も情報を入れずに観にいくとワクワクできますよ。


ごめんなさい、この先、ちょっと否定的な意見があります。
楽しめたコトは楽しめたんだけど、「だから？」っていうような感情が湧いてきて。
地球ゴージャスFanの方には申し訳ないけど、
読むとあまり気分が良くないかもしれません



簡潔に感想を言わせてもらうと、
「それなりに楽しめたけど......微妙。」がしっくりくるかしら。

皆さん歌も踊りも演技もうまいと思うけど、作品としては物足りない感じがしたなぁ。
アッキーの使い方も、もったいない感じだったし。
１ヶ所でいいから、アッキーの伸びのある声が聞きたかったな。



うん、確かに「見たコトのない中川晃教」が観られましたね
思わず何度か双眼鏡で見ちゃいましたよ。

ほぼ出ずっぱりで、ずぅっと楽しそうにしてるアッキーが素敵でしたわ。
ただアッキーを見るためなら、こちらも楽しく見ていられるかも。
踊ったり歌ったり演じたり、道具を出したりまでするアッキーが見られて。

あ、１回だけ、左手がワキワキしていて。
「あぁ、舞台のアッキーだなぁ」と思いつつ見てました。ダメファンです。


キャストが楽器も演奏するのが、また良いですね。
皆さん、多才なんですねぇ。舞台の端で何かしら、やってたし。
岸谷さんはタップダンスもできるのね。

なぜかアッキーと森さんの連弾の時だけ、手元を見せてくれて。
あれ、いいなぁ
アッキーのライブの時にもやってくれれば良いのに。
歌ってる顔を見てるよりも、ピアノを弾いてる指先を見てる方が好きなのよね。


でも、出演者が演奏したり小道具だしたりってのは、
もうずいぶん前から野田さんので観てるからな。
斬新って感じはしなくって。すみません。。。。


最初と最後の所はカッコ良かったです。
キャストが踊ってカッコ付ける感じがまた良くて。
最後の時は、間に合わないからか
必死にゴシゴシやってたのが可笑しかったですけども。

踊るアッキー。。。。
あぁ、シローを思い出しちゃうデスよ


シナリオとしては、上手くできてると思ったけど
以前、伊坂さんの本を読んだ時ほどの衝撃はなく。
なんだろう、どうしても細かい所まで全部って感じではないから
物足りなさを感じちゃうのかもしれませんね。
逆にそういう部分を残したのかもしれませんけど......ただ単に時間の都合だったりして。

聖児(アッキー)のネタバレはずいぶん早い時点で分かっちゃった。
そうだろうなと思って見てたら、あのシーン最後の電話のお母さんのセリフで確信した。
最初の夏子さんのも、そうだろうなと思ったし。

小説でもそうなんだけど、
私は短編集より長編で少しアクション有りの方が好きらしいです。

地球ゴージャスとしては、今までが長編でスペクタルな物が多かったから
こういうタイプは珍しいってコトなのかしら？
今までを見ていない私には、ちょっと分からないけど。

伝えたいメッセージは良いと思うけど、
どうも私にはグッと来なかった。なんでかな。
終演後に後ろの人が「泣けたぁ」とかって言ってて、
「え？ドコが」って思ってしまいました。。。。。


あのスタイル。
関西小劇団だった頃の、劇団Motherの初期を思い出しちゃった。
「ブートレグ」とか、雰囲気すごく似てると思う。
今回の地球ゴージャスのはもっと洗練されてるけど。

最初と最後にダンスがあるのも、小劇団がよくやってるイメージ。
Motherもいつもダンスがあったよなぁって。

もうある程度大きくなったユニットが、こういうのをやるのが、意外。
まぁそれが「実験的」とか言ってた事なんでしょうけども。
最初にやってなかったから、今、こういうのなのかしら。

「ブートレグ」観たくなっちゃった。
DVD引っぱりだそうっと。



それと思ったんだけど、私は笑いの感覚が合わないかな〜。
みんなが笑ってるところで、何が可笑しいのか分からない所がチラホラ。

なんかね、私、今のお笑いの感覚ってよく分からないんですよね。
テレビでお笑い番組って多いでしょ？
別に嫌いじゃないけど、特に見たいとは思わない。
基本的にテレビはニュース、ドラマ、ドキュメンタリー物が主だし。

でね、少し前にたまたま観たお笑い番組で、ランキングされてたのの
1位の作品がまるっきり笑えなくて。
「なんでコレが1位なんだろう？？？」って思って同期の子に聞いちゃいましたもん。
その子はね、バラエティが大好きで録画してまで観ちゃうコなんですが、
その作品はやっぱり笑えたって言ってましたよ。



全体的に軽い感じがしてしまったので、演劇初心者の方にはいいのかもしれませんね。
私はグゥッと引き込まれて、ガッツリと観るような作品が好きなんだと思います。
だから物足りなく感じるのかな。

.......アレ？
でも劇団Motherはテーマが重くても、軽めの感覚で観られたけど
すごく好きだったなぁ。。。。
何が違うんだろう？

う〜〜ん。
今までの地球ゴージャスの作品を観たくなりましたよ。
そちらにアッキーを出してもらいたかったような気もするし、
今回のような実験的な作品に呼んでもらった事が光栄な気もするし。

いや、ただのファンが何を言う、って感じですけどね。



途中、終わり近い頃のあのシーンってアドリブ合戦？なの？
今日は何やらいつもと違うパターンだったらしく、
五朗さんが「みんな焦り顔！」ってセリフがあって。
あの辺はめちゃくちゃ面白かったデス。

あと今思い出したけど、初めの方の寺脇さんのトチリ。
アレ、修正してる寺脇さんと五朗さんの掛け合いが可笑しかった。
「尻に帆かけて」がうまく言えなかったのかな？
舞台独特の、アドリブとかトチリとかはやっぱり気持ち的に湧いてしまいますね。

その辺だけでも、お２人の仲の良さがにじみ出てましたよ。


カテコでは、ちゃんと喋ってくれて嬉しかったです。
もともとはカテコはナシの予定だったんですね。

でも、素に戻って話しだすアッキーを赤ちゃんの泣き声で止めちゃう技。
寺脇さん？五朗さんかな。あれすごいですよ。
話が取り留めなくなりそうな所を、スパッと終わらせちゃいましたもん。
あの五朗さんの「赤ちゃん顔」は前から言ってたのかな。


う〜んとね、観にいく前は
「すごく良くて、東京楽前にまた観にいきたいなぁと思ったらどうしよう」
と思ってたんですよ。
今回は２回しか行かないつもりだったからね。

アッキーを観たくて、しかも作品がすごく好きな感じだったら、
１万円出しても行きたいなぁと思ってしまうだろうけど
申し訳ないけど、今回のは、私はあと１万円は出せないかな。

東京楽にもう１度観るのは、楽しみですけどね。

あ、でもね。
アッキー自身にとっては、すごく良い作品だと思うの。
あなた何様なのって感じしちゃうけど。。。。。

今までの出演作にはない作品だし、キャストも違う種類の方達でしょう。
その方達とカンパニーとして１ツの作品を作り上げて、
しかも地方を廻って、一緒にたくさんお酒を飲んだりする機会もあるでしょうし。
すんごい刺激＆成長があると思うのよね。

そうしたら、10月のライブもまた成長したアッキーに逢えるんですよ。
それがまた楽しみだなぁ

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