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舞台「阿呆の鼻毛で蜻蛉をつなぐ」 [舞台]

今年の2作を見て、淳っちゃんの舞台出演作は見ていこうかなと思っていたところ、
ちょうどアミュメンの参加も発表され。これは見た方がいいねってコトで。

題名、何これって思ってたら、ことわざなんですね。
タイトルの『阿呆の鼻毛で蜻蛉をつなぐ』はことわざで
「愚か者がだらしなく伸ばしている鼻毛は、トンボを繋ぐことができる
ほど長く、大変愚かである」という意味。

河原雅彦が演出、劇団THE SHAMPOO HATの赤堀雅秋が脚本を手がける
『阿呆の鼻毛で蜻蛉をつなぐ』が9月21日、東京・本多劇場にて開幕した。
ふたりがタッグを組むのは今回が初めて。

ですって。

公式サイトは→ こちら
●阿呆の鼻毛で蜻蛉をつなぐ
2012.9.24(月) 19時開演
本多劇場 J列10番

出演 植原卓也/橋本淳/平田裕一郎
柳澤貴彦/板橋駿谷/田島ゆみか
瀧内久美/加藤啓/駒木根隆介
吉本菜穂子/市川しんぺー/伊藤正之
スタッフ 脚本: 赤堀雅秋
演出: 河原雅彦
HI3F0743a.jpg ちょっと拾ってきた。

植原卓也や橋本淳をはじめとした若手俳優のほか、劇団拙者ムニエルの看板俳優・加藤啓や、
映画『SR サイタマノラッパー』で主演を務めた駒木根隆介、劇団、本谷有希子でおなじみの
吉本菜穂子、劇団猫のホテルの市川しんぺー、真面目な風貌にユーモアあふれる台詞回しで
舞台やTVで活躍する伊藤正之といった、個性豊かなキャストが顔を揃えるのも見どころのひとつ。

物語はとある田舎の村が舞台。祖父の代から続く金物屋を継いで暮らしている小峰春彦(橋本)は、
わけあって入院している。入院中、春彦は不思議な夢をみるようになる。そんな折、
村では連続通り魔事件が発生。ベテラン刑事の高橋国男(市川)は部下の石井秀樹(植原)とともに
捜査にあたるが、手がかりといえば現場に残されたネジだけ。なかなか犯人をみつけることが
できず事件は長期化。そんなある日、万引き常習犯として捕まった池田翼(駒木)は
「犯人を知っている」と言いだし、奇妙なことを話し始める。

登場人物たちは、普通に生活しているのに全員何かが狂っている。
その狂っている様子に一瞬、面食らってしまうものの、どこか共感してしまうのは、
その狂気の中に、誰しもがうっすら感じている現代人の習性のようなものが
重なって見えるからだろう。

正義感はあるが自分の責任には尻込みしてしまう男、前に進むために考えるのを止めた男、
思っていることを言えなくてつい変なことを口走ってしまう女、自分の権利を声高に主張する若者。
人間のばかばかしくも哀しい業の深さを描き出す、まさに赤堀ワールド全開の一作だ。
クロスワードパズルが象徴的に登場するように、さまざまなヒントが見え隠れし、
それをつなぎ合わせていくことで全体像が見えてくる。心の深い部分を見せられるがゆえに
直視したくはないけれど、見逃してしまったドラマがあったのではと、もう一度、
その世界に潜りたくなる。そんな好奇心が駆り立てられる作品に仕上がっている。

ですって。


なんか、舞台ならではって作品で、面白かったです。
不安感を煽るような効果音や、あちこち組合わさるような構成の話、
そしてキャストの皆さん、とてもぶっ飛んでてステキでした。

ほんとあぁいう不安定な役、淳っちゃん とっても上手いですね。
いやぁ、すごいなぁって感じでした。

色んなふうに受け取れるように作ってあるし、何度か見れば
作り手の意図するところも見えるだろうけど
さすがに1度じゃ分かりません。
金銭的に余裕があれば、もう1度観たかったんですけどね〜

終演後にアフタートークもあったので、なかなか面白かったです。
それにしても、素で喋ってる淳っちゃん 見たの、1年以上ぶりかなぁ。
月曜で席がだいぶ空いていたのか、芸能人がたくさん来てた気がします。

斜め後ろ少し向こうに見てたの、お亮だった気がしたんだけどな。

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