NODA・MAP「パイパー」 [舞台]
今日は久しぶりの野田さんの舞台を見にいってきました。
まぁ毎年この時期に行ってるような気はしますが
ここしばらくの作品は、観ても「観なきゃ良かった」と思ったり
ちょっと暗い、もしくは重くて観たいと思わないような雰囲気だったので
あえて観てなかったのです。
が、今回の「パイパー」は始まった1月初めから好評な雰囲気が伝わってきて。
楽しみにしておりました
●NODAMAP第回公演「パイパー」
2009.1.24(土) 19時開演
1階F列1番
これから見にいく方にはネタバレしない方が良いかと思うんで、先にこれだけ。
期待しておいて良いですよ!
久しぶりにもう1回観たくなりましたもの。
それと、今回のパンフはなかなか読み応えあります。
これで1000円で良いんでしょうか? って感じ
そうそう。
チラシが入ってたんだけど、野田さんが書いた「贋作・罪と罰」が
「天翔ける風に」という題名でミュージカル化されるらしいですね。
ビックリした〜
どんなふうになるのか、ちょっとだけ観てみたい、気もする。
さ、ではネタバレいきましょうかね。
<あらすじ> ※F/T09春 より。たまにはね
赤土と氷河、天空には地球が。。。
1000年後の火星では、何が起きていたのか。
舞台は1000年後の火星。人類の憧れ、希望の星だった火星へ移住する人々と
密かに火星に移住した「パイパー」なる生物?機械?人間?が人類の夢と共に変貌を遂げる物語。
火星で懸命に生きる姉妹役の松たか子、宮沢りえをはじめ、橋爪功ら実力派豪華キャストを迎え、
遠い未来の火星が、2009年の東京の劇場に出現する。
時空を超えた壮大なスケールと、スリリングな展開で魅了する新たな人類の叙事詩が生まれる。
だそうですよ。
文章で読むと難しそうに見えますな。
なるべく短めに感想をいうと、
遊民社時代のような巧みな言葉遊びと、
近年の傾向である分かりやすい社会風刺を入れた内容に
今までにないアンサンブルやコンドルズのダンスのような動き。
私の好きな、野田さんの作品が戻ってきた! と久しぶりに思いました。
いつもの、観た後に心の中が抽象的な気持ちで乱されて、もう1度観たい!と思わされてしまう。
そんな作品でした。
ちょうど席が前から9列目で、役者さんの表情はくっきり見えるものの、
コクーンの奥行きのあるステージを使った演出も、キレイに見えるような位置で。
ちょうど良い場所でした
通路側の一番端の席だったけど、コクーンは小さいからね。
端なのは気になりませんでした。
今回の衣装はとても好きです。
肘の部分が尖ってたのが面白かったな。
それぞれのヒラヒラのを着けただけであれだけ印象が違うのが、不思議。
橋爪さんと松たか子が、とても良かったですね。
最後の方のパントマイム、橋爪さんのは何を持ってるのかくっきり見えましたもん。
宮沢りえ、大倉さんも良かったです。
それと松たか子と宮沢りえの手を繋いでの台詞の応酬、
あの部分での松たか子の台詞回しがスゴかった!
テレビで見てる状態で雰囲気があまり好きじゃなかったようで、
松たか子が出てるとチャンネルを変えてしまう私だったんですが、
野田さんの舞台で何度か観るようになってから、とても見直して。
今回はあの台詞回しで、スゴいなぁと思いました。
フミヤさんととても仲の良い佐橋さんの奥さん、って意味でも印象は変わってきましたけどね。
今回は最近流行のエコに乗ってるのかしら?
テーマとしては「環境破壊」かな。それと「人間が生きる業<ゴウ>」とか。
台詞であった『無くなったら隣の星へ移住しちゃえば良いんだよ』ってのが
すごいコト言うなぁと思って。
今時は、本当に自分本位でそういうふうに思ってる人いるよなぁと考えさせられました。
あぁ、お金に余裕があったらもう1度観て、じっくりイロイロ考えたいなぁ。
でも今年はちょっと無理よね。節制の年なんだもん。
もし観るの迷われてる方がいたら、ぜひ、ナマで見にいってください!!!
春にはWOWOWで放送されるそうなんで、私はそれを楽しみにしておきます。
お薦めですよ〜
あ、戯曲が発売されたら、ぜひ欲しいかも。
まぁ毎年この時期に行ってるような気はしますが
ここしばらくの作品は、観ても「観なきゃ良かった」と思ったり
ちょっと暗い、もしくは重くて観たいと思わないような雰囲気だったので
あえて観てなかったのです。
が、今回の「パイパー」は始まった1月初めから好評な雰囲気が伝わってきて。
楽しみにしておりました
●NODAMAP第回公演「パイパー」
2009.1.24(土) 19時開演
1階F列1番
これから見にいく方にはネタバレしない方が良いかと思うんで、先にこれだけ。
期待しておいて良いですよ!
久しぶりにもう1回観たくなりましたもの。
それと、今回のパンフはなかなか読み応えあります。
これで1000円で良いんでしょうか? って感じ
そうそう。
チラシが入ってたんだけど、野田さんが書いた「贋作・罪と罰」が
「天翔ける風に」という題名でミュージカル化されるらしいですね。
ビックリした〜
どんなふうになるのか、ちょっとだけ観てみたい、気もする。
さ、ではネタバレいきましょうかね。
<あらすじ> ※F/T09春 より。たまにはね
赤土と氷河、天空には地球が。。。
1000年後の火星では、何が起きていたのか。
舞台は1000年後の火星。人類の憧れ、希望の星だった火星へ移住する人々と
密かに火星に移住した「パイパー」なる生物?機械?人間?が人類の夢と共に変貌を遂げる物語。
火星で懸命に生きる姉妹役の松たか子、宮沢りえをはじめ、橋爪功ら実力派豪華キャストを迎え、
遠い未来の火星が、2009年の東京の劇場に出現する。
時空を超えた壮大なスケールと、スリリングな展開で魅了する新たな人類の叙事詩が生まれる。
だそうですよ。
文章で読むと難しそうに見えますな。
なるべく短めに感想をいうと、
遊民社時代のような巧みな言葉遊びと、
近年の傾向である分かりやすい社会風刺を入れた内容に
今までにないアンサンブルやコンドルズのダンスのような動き。
私の好きな、野田さんの作品が戻ってきた! と久しぶりに思いました。
いつもの、観た後に心の中が抽象的な気持ちで乱されて、もう1度観たい!と思わされてしまう。
そんな作品でした。
ちょうど席が前から9列目で、役者さんの表情はくっきり見えるものの、
コクーンの奥行きのあるステージを使った演出も、キレイに見えるような位置で。
ちょうど良い場所でした
通路側の一番端の席だったけど、コクーンは小さいからね。
端なのは気になりませんでした。
今回の衣装はとても好きです。
肘の部分が尖ってたのが面白かったな。
それぞれのヒラヒラのを着けただけであれだけ印象が違うのが、不思議。
橋爪さんと松たか子が、とても良かったですね。
最後の方のパントマイム、橋爪さんのは何を持ってるのかくっきり見えましたもん。
宮沢りえ、大倉さんも良かったです。
それと松たか子と宮沢りえの手を繋いでの台詞の応酬、
あの部分での松たか子の台詞回しがスゴかった!
テレビで見てる状態で雰囲気があまり好きじゃなかったようで、
松たか子が出てるとチャンネルを変えてしまう私だったんですが、
野田さんの舞台で何度か観るようになってから、とても見直して。
今回はあの台詞回しで、スゴいなぁと思いました。
フミヤさんととても仲の良い佐橋さんの奥さん、って意味でも印象は変わってきましたけどね。
今回は最近流行のエコに乗ってるのかしら?
テーマとしては「環境破壊」かな。それと「人間が生きる業<ゴウ>」とか。
台詞であった『無くなったら隣の星へ移住しちゃえば良いんだよ』ってのが
すごいコト言うなぁと思って。
今時は、本当に自分本位でそういうふうに思ってる人いるよなぁと考えさせられました。
あぁ、お金に余裕があったらもう1度観て、じっくりイロイロ考えたいなぁ。
でも今年はちょっと無理よね。節制の年なんだもん。
もし観るの迷われてる方がいたら、ぜひ、ナマで見にいってください!!!
春にはWOWOWで放送されるそうなんで、私はそれを楽しみにしておきます。
お薦めですよ〜
あ、戯曲が発売されたら、ぜひ欲しいかも。
14日に観ました。4列目センターより少し左の席でした。
私も衣装が印象的でした。それに、舞台セットも良かったです。
いつもより、言葉遊びを抑え気味のような気がしました。
テーマは、「オイル」「パンドラの鐘」に通じる物を感じました。
いつもながら、あの発想はどこから来るんでしょうか?
松さん、宮沢さん、橋爪さん、大倉さん、皆さん持ち味を発揮して、とても良かったです。
by もも (2009-01-25 11:50)
>ももさん
先に観てらしたんですね。しかもずいぶん良いお席で(^^)
内容もですが、衣装やセットなどの雰囲気がとても良かったですよね。
私は言葉遊び自体はけっこうあった気がしましたけどね。
目立つのがあったからかな。
野田さんの作品はテーマとしては多少違っても、大きなくくりではみんな同じような気がします。
多少の社会風刺を含んだ、というか。
脚本といい演出といい、あの発想はスゴいですよねぇ。
役者の皆さんもキャラが確立してて素敵でした。
by mimipon (2009-01-26 23:10)